2024年11月21日 10:06

マーケットエンタープライズと徳島県鳴門市は、11月20日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。
鳴門市では、「鳴門市一般廃棄物処理基本計画」で掲げたごみ排出量削減目標を達成するため、4R等に関する施策を展開し、ごみ排出量の削減と資源化率の向上を目指していた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、マーケットエンタープライズが鳴門市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。
「おいくら」は、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム。不要品を売りたい人が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、市では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性がある。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もない。
11月20日より鳴門市ウェブサイト内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。