2024年11月20日 19:43

AI教習所と損保ジャパンが推進する、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究に、MEDEMILが参画した。

AI教習所と損保ジャパンは、交通事故を未然に防ぐための取組みとして、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究を推進している。これは複合視点による運転評価に基づき、ドライバーの運転寿命延伸や安心・安全な運転ができる環境を構築することを目指すもの。一方、MEDEMILは東京医科大学在籍の学生発スタートアップ企業として誕生した。企業コンセプトに「眼で診る健康、目で見る未来」を掲げており、眼球運動解析技術の研究開発を通じて、人々の健康に貢献することを目指している。

三社は、「運転の人間ドック」構想の理念に賛同するとともに、それぞれが持つデータを活用。それにより「挙動」「技能」「医学」の複合視点による三位一体評価という基本コンセプトを確立することを目指す。

共同研究で活用するのは、タクシードライバーを被験者として、損保ジャパンが提供する「テレマティクス技術を活用したドライブレコーダー等の安全運転支援サービス」。またAI教習所が提供する「AI教習システム」と、MEDEMILが提供する「MEDEMIL Drive(R)」をそれぞれ活用した運転評価を実施。同時に、行動変容へ繋がる効果的な運転教育プログラムの開発及び実証に取り組む。