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2024年11月15日 19:54

ヴイストンは、大容量バッテリーを搭載することで約4倍の稼動時間を実現した、可搬重量約40kgの研究開発用台車ロボット「メカナムローバーG40A-LB」を発売する。

「メカナムローバーG40A-LB」には、1440Wh(24V 60Ah)のLi-Feバッテリーを搭載している。基本モデルであるメカナムローバーVer.3.0の288Whに対して、バッテリー容量が約5倍に拡大。同社内条件における実測値においては、メカナムローバーVer.3.0の稼動時間が約28時間であるところ、本製品においては約113時間となり、約4倍の稼動時間が実現された。

また本製品では、前後・左右・回転の動きを自由に組み合わせることができる四輪メカナムホイールを採用。台車ロボット本体の向きを変えないまま真横や斜め方向に移動するなど、外部からの位置制御に柔軟に対応できる。約40kgの可搬重量を実現しつつ、実測での最高速度は1.6m/sを達成しており、研究開発用の大型台車でありながら、実用・実務も見据えた本格的な実証実験などにも対応する。

また「メカナムローバーG40A-LB」は、Wi-Fiによる無線通信と有線のUSBシリアル通信に対応。指定のコマンドを用いることで、PCやタブレットなど、様々なデバイスから制御することが可能。ヴイストンでは本モデルの発売によって、需要が拡大する自動搬送・自動制御の用途や、大型・高機能なコミュニケーションロボットの実現などに貢献する。詳しくはこちら