2024年11月11日 10:02

ザ・リッツ・カールトン大阪は、11月8日、環境に配慮したホテル・レストランなどに付与される国際的なエコラベル「グリーンキー(Green Key)」を関西地方の宿泊施設として初めて取得した。

「グリーンキー」とは、1994年にデンマーク発祥の、環境に配慮した宿泊施設に与えられる国際的なエコラベル。デンマークに本部を置く国際環境教育基金(FEE)が定めた、13のカテゴリー、75の必須項目と75の努力項目で構成される評価項目内の認定基準を満たすことにより取得可能。現在、日本国内の6施設を含む、70カ国以上の6000以上の施設が取得している。宿泊施設の環境方針と持続可能な運営に対する評価を受けた施設であることが示す、環境保護の象徴的存在として認識されている。

同ホテルは、顧客へ心のこもったおもてなしと快適さ、そして「もう一つの我が家」に滞在しているかのような寛ぎのひとときを提供するにあたり、全組織を挙げて環境負荷の低減および環境保全に努めてきた。省エネ型照明への順次切り替えや再生可能エネルギー等の活用、節水および廃水の適切な管理、化学合成洗剤および化学農薬・化学肥料は限定的な使用などが挙げられる。また、持続可能な社会の実現に向けて、The Ritz-Carltonのフィロソフィー「The Gold Standards」に定められているコミュニティフットプリント(社会的および環境的な責任を果たすための取り組み)を実践。多様な人材の採用や地域イベントへの参画、館内・館外アクティビティを通じた大阪文化の発信などを実施している。

ザ・リッツ・カールトン大阪