2024年11月05日 19:00

Space BDが手掛ける、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出事業にて、岩手県花巻北高等学校の生徒が携わった人工衛星「YODAKA」が打ち上げられた。

宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BDは、宇宙をテーマに花巻を盛り上げるため誕生したSPACE VALUEと「花巻スペースプロジェクト UP花巻」を展開している。プログラムには花巻にゆかりのある若者にも参画してもらい、未来の花巻のリーダーの育成も視野に入れている。

人工衛星「YODAKA」は「UP花巻」プロジェクトの一環で企画され、花巻北高校の生徒が携わり、ミッションを考えた。そのミッションは、地球周回軌道にいる人工衛星YODAKAに、地上から短歌の上の句と下の句を別々に送信し、偶然に出会った組み合わせの短歌(連歌)を作成するというもの。これは、2022年の「ミッション決定会」で当時高校2年生だった高校生がプレゼン大会を勝ち抜き、決定された。

送信する短歌の上の句は全国から集め、下の句はプロジェクトにかかわる花巻北高校の高校生が作成する。上の句は誰でも参加可能。短歌のテーマは「夜空」。どんな下の句がくるのか想像しながら、自分のオリジナル作品を作って欲しいとしている。応募締め切りは12月25日23時59分。詳しくはこちら