2024年10月30日 10:00

HatsuMuvは、10月1日、人間の手のような大きさ・動きを想定した高性能ロボットハンド「HatsuHand」をリリースした。

HatsuMuvは、2次元キャラクターを3次元へ降臨させる「キャラクター現実化サービス」を初めとし、エンターテインメントシステムの開発・運用に特化したスタートアップ企業。

「HatsuHand」は、ウェアラブルロボットアーム・義手・ヒューマノイドロボットなどへの応用が見込まれる革新的な製品だ。「HatsuHand」の最も大きな特徴は「人間の手に近いサイズ(約19cm)」で設計がされていること。これにより、従来のロボットハンドよりも「日常生活」で使うことを意識した活用ができるようになった。たとえば、ハンマーやインパクトドライバーなど、人間の手に合わせて作られた道具をそのまま使用できるのが特徴の一つ。導入当時は想定しなかった用途でも、改良の必要なくスムーズに広げていくことが可能だ。そのほか、ドアノブを引く、コップを持つなど、人間の手に最適化された日常動作にも幅広く適応できるのが魅力。工事や医療の現場などで使用する手袋を被せれば、ロボットアームの性能を目的に合わせてさらに引き出すこともできる。

「HatsuHand」は「人間の手に近いサイズ」だけに留まらず、「軽量化」でより人間的な動き、「なじみ機構」による各指の柔軟性、「リンク機構」によるメンテナンス・修理の簡易性、「指先のデータ」公開で需要ごとにカスタマイズ、といった唯一性のあるスペックを搭載している。

公式ウェブサイト