2024年10月16日 12:15

ケアネットは、製薬企業の医薬品の適正な普及を支援する「医薬DX事業」の一環として、10月より医薬品情報プラットフォームサービス「DI Plus」の運用を開始した。
コロナパンデミック以降、学会や講演会の多くがWeb形式にシフトし、多くの医師がWeb講演会への参加をはじめ、インターネットを介して能動的に最新医療情報を入手するスタイルが確立されてきた。一方で、製薬企業のMRと医師の面談機会は減少の一途を辿り、以前のように、MRから受動的に医薬品情報を入手できる環境ではなくなってきている。また、医師にとって必要な医薬品情報は、主に各製薬企業のWebサイトに掲載されており、それらの情報を入手するには各製薬企業のWebサイトを個別に訪問・閲覧する必要がある。さらには、製品基本情報以外のコンテンツによっては会員登録やログインを要求されるため、利用する医師にとっては利便性が良いとはいえない状況にある。
「DI Plus」は、医薬品に興味関心を持った医師が製薬会社の医薬品情報(製品基本情報、添付文書、インタビューフォーム、製品説明動画、講演会案内、患者様用資材等)にシームレスにアクセスし、網羅的な情報収集を可能にした、新しい形の医薬品情報プラットフォームサービスだ。
ケアネットは、医師と製薬企業をつなぐITソリューションである「MR Plus」に医薬品情報へのシームレスなアクセスを可能とした「DI Plus」を加えることにとどまらず、今後も機能やサービスの拡充を進め、今まで以上に医師と製薬企業それぞれのニーズに応えるソリューションを提供していく。