2024年10月15日 15:40

JTBは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシと共創を開始し、10月の食品ロス削減月間に「ロス旅缶」を使用したイベントを開催する。これは食品ロスの低減につながる商品やサービスの開発を通じ、サステナブルな食の循環モデル(サーキュラーエコノミー)をめざす「Sustainable Voyage Project(サステナブル ボヤージュ プロジェクト)」の第3弾。

世界では食料生産量のうち、3分の1に相当する年間13億トンが廃棄されている。日本でも年間522万トンとされる食品ロスの推計値に加え、収穫されながら出荷されない野菜は年間177万トンに及ぶ。

本プロジェクトの「ロス旅缶」とは、市場出荷規格に満たない規格外野菜を活用したレシピを作成し缶詰として加工することで、消費期限を最大化。贈答品のみならず、災害時の防災備蓄品としても活用が期待できるもの。10月の食品ロス削減月間に、社会貢献意識の高い人々に向けて、Kuradashi たまプラーザ テラス店にて「ロス旅缶」試食販売会を実施する。また、本施策の一環として、クラダシのECサイトソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」にて、「ロス旅缶」のセット販売を行う。

食料廃棄の現状を知ってもらう機会を創出するともにサステナブル・食の循環モデル形成に向けた活動を推進。食品ロスをテーマに企業・団体と繋がり、人々のSDGs意識向上に貢献していく。詳しくはこちら