2024年10月11日 16:00

豊橋鉄道は、愛知県の「令和6年度新モビリティサービス推進事業(MaaS実証事業)」に選定され、東三河地域を対象としたMaaS「いこまい」の導入を行う実証実験を10月15日より実施する。
名古屋鉄道が構築・運営するマイクロMaaSアプリを活用し、東三河地域の移動ルートの検索やデジタルチケットの導入及び利用、地域の観光情報や生活情報の確認等を可能とする。それにより、地域住民や来訪者を対象としたスムーズな移動および周遊・交流の促進による地域活性化を図る。
本サービスで使用するのは、名古屋鉄道が提供するエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」。ルート検索では、徒歩、鉄道、バス(コミュニティバスを含む)、タクシー、シェアサイクルといったさまざまな移動手段を組み合わせ、複数の移動ルートを提示。また、東三河地域の移動・周遊に便利でお得なデジタルチケットの販売、協賛店舗で利用できるデジタルクーポンを発行する。
さらに今回の実証に際し、これまで紙券の販売のみであった「豊川市1日フリー乗車券」をデジタルチケットで販売。そのほか、10月より販売開始した豊鉄バス田口新城線(新城市内)と新城市コミュニティバス全線が利用できるお得な1日乗車券「Sバス・田口新城線1日乗車券」も、新たにデジタルチケットで販売する。
実証期間は10月15日~2025年1月31日。対象地域は東三河地域(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)。