2024年10月11日 15:40

AIとIoTを活用して「待つ」をなくすサービスを提供するバカンは、10月14日開業の「長崎スタジアムシティ」に、混雑緩和サービスを提供する。本提供により、同施設内各所の混雑状況を可視化。施設内のサイネージや長崎スタジアムシティ公式アプリでリアルタイム混雑状況の配信を行うことで、待たせない施設の実現をサポートする。
長崎スタジアムシティは、JR長崎駅から徒歩10分という好立地にあり、約2万席を収容するスタジアムや約6000席のアリーナなどを含む複合施設。世界的にも珍しいこの施設は、通常時に加え、イベント開催時にはさらに多くの来場者が予想され、混雑が一層懸念される。今回はこのような状況を防ぎ、混雑の抑制を行うことで、来場者に快適な環境を提供することを目的に同社サービスを導入する運びとなった。
本取り組みにおいて、今回は混雑状況の可視化と順番待ちのオンライン化を行う。混雑状況の可視化は、混雑抑制プラットフォーム「VACAN」とトイレ向け混雑状況可視化サービス「Throne」を活用。これにより、施設内のサイネージや長崎スタジアムシティ公式アプリから混雑状況をリアルタイムに確認することが可能。順番待ちのオンライン化は、順番待ちシステム「Q ticket(キューチケット)」を用いて行い、行列に並ばずに待ち時間も有効に活用できるようにする。