2024年10月07日 09:03

アルダグラムが提供する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」は、デジタル帳票アプリ「KANNAレポート」において、特許を取得した。
建設業や製造業、物流業などのノンデスクワーク業界では、就業者の高齢化、労働人口減少に伴う人材不足で長時間労働が常態化するなどの課題を抱えており、業界全体で業務効率化への対応は急務となっている。「変えられるアナログ業務」をデジタルに移行し、現場の人々にとってより「付加価値の高い」業務に携わる時間をいかに創出していけるかが鍵となってくる。
その中で、現場の生産性向上の障壁となっているものの一つに、紙書類の作成・管理があげられる。現在、現場仕事の人々の事務作業は、紙の帳票作成に多くの時間を費やしている。また、紙帳票を扱うことによる現場での不自由さが、日々発生している。
アルダグラムでは、これらの課題を解決することを目的とし、デジタル帳票アプリ「KANNAレポート」を、2023年11月15日に提供開始した。このプロダクトは、Excelを取り込むことで、従来、紙で使用していた帳票の見た目のままに電子化し、パソコンのブラウザやスマートフォンのアプリを介して帳票に入力、入力した内容はアプリで確認したり、Excel形式で出力したり、複数帳票をまとめてデータ出力することが可能となる。これらの仕組みを対象とし、プログラムの新規性およびその有用性が認められ、この度「KANNAレポート」の特許取得に至った。