2024年09月26日 12:59

大日本印刷(DNP)は、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」と連携し、高度なデザインと機能性、環境への配慮を兼ね備えた農薬用パッケージの新しいコンセプトを開発した。

農業女子プロジェクトは、農業に従事する女性が、日々の生活や仕事、自然との関わりのなかで培った知恵を企業の技術・ノウハウ・アイデア等と掛け合わせて新たな商品・サービス・情報を創造し、農業で活躍する自身の姿とともに社会に広く発信していく取り組み。今回、DNPの包装関連事業の製品・サービスや長年培った技術・ノウハウも活かした新たな農薬用パッケージのコンセプトを開発・発信することで、新規就農の促進や多様な農業従事者の働きやすさにつなげていく。

今回、「女性の農業従事者や新規就農者にもやさしい農薬パッケージ」をコンセプトに本プロジェクトのメンバーへグループインタビューを行い、新しいパッケージのアイデアを検討した。本プロジェクトメンバーへのインタビュー調査から、農薬関連商品のパッケージにおける「使いやすさ」と「表記のわかりやすさ」へのニーズの発見につながった。特長は「分割して使用できるパッケージ」「環境配慮と使いやすさを両立させたパッケージ」「計量に便利なコック付きパッケージ」「必要な情報が一目でわかるパッケージデザイン」となっている。

なお、10月9日~11日に幕張メッセで開催する「農業WEEK(通称:J-AGRI)」のDNPブース(農業 脱炭素・SDGs EXPO・小間番号9-60)でこの取り組みを紹介する。

農業女子プロジェクト / DNPの出展内容について