2024年09月18日 13:01

アレフが展開するハンバーグレストラン「びっくりドンキー」は、お米の契約産地すべてで、年1回以上の「田んぼの生きもの調査」を実施した。

びっくりドンキーは、1990年代から食材の品質・原産地・安全性にこだわり、生産者の人々と共に歩んできた。特に、お米に関しては、特別栽培米よりも厳しい自社基準を設け、契約栽培を行っている。化学合成された殺虫剤と殺菌剤は使用禁止、農薬使用は除草剤1回以下という厳しい基準のもと、安全でおいしいお米を生産している。また、生産者の人々には、適正な価格で継続的に商品を買い取ることで、安定した経営を支援している。

2006年より、フランチャイズ店を含む全店で契約栽培米の提供を開始。さらに、2010年には、水田が生物多様性に優れた人工湿地でもあるという知見に基づき、「田んぼの生きもの調査」を開始した。「田んぼの生きもの調査」は、水田に生息する多様な生き物を観察し、その種類と数を記録することで、水田の生態系を把握し、生物多様性の現状を把握する活動だ。2016年には直営店用のお米の生産者を対象に、2023年にはフランチャイズを含むすべての契約生産者を対象に、年1回以上の「自身の田んぼの生きもの調査」を義務化。400軒以上の生産者が取り組んでいる。これにより、契約栽培米の全産地で、生物多様性の保全に向けた取り組みが定着した。

アレフ