2024年09月17日 13:02

AssistMotionは、身長90㎝から着用可能な小児用歩行トレーニングロボット「curara」を初公開する。
AssistMotionは、信州大学繊維学部において得られた研究成果を社会貢献につなげるために、2017年に設立した信州大学発ベンチャー企業。リハビリ用歩行トレーニングロボット「curara」の事業を展開している。「curara」は、2021年12月に同社が発表し、軽量で装着が容易なリハビリ用歩行訓練ロボットとして、多くの病院、介護施設、個人の人々に使用されている。販売とレンタルにより各ユーザーに提供中だ。
今回、長野県立こども病院とAssistMotionの共同研究により、脳性まひなどの子どもに使用してもらえる小型軽量な小児用「curara」を開発した。小児用「curara」の開発には長野県産業振興機構の成長産業支援補助金による支援も受けながら取り組んできた。小児は成長により体格の変化が大きいためSサイズ(身長115cm~)とSSサイズ(身長90cm~)の2つのサイズ展開となる。現在は長野県立こども病院にて臨床研究を進めてもらっている。これまで成人サイズのみの「curara」だったが、適用身長90㎝から150㎝までの子どもも使用可能となる予定だ。9月24日、記者発表会を開催する(長野県庁 3階会見場)。