2024年09月13日 09:59

シンカは、同社が開発・販売を行うコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」において、9月に生成AIを活用した新機能「AIタスク抽出」をリリースする。
「カイクラ」は、電話/メール/ビデオ通話/SMSなど、様々なコミュニケーションアプリのやりとりを一元管理できる、コミュニケーションプラットフォーム。異なるコミュニケーション手段を用いても、顧客ごとにコミュニケーション履歴情報が整理された状態で閲覧できるため、担当者以外でもこれまでの経緯を把握した上で、顧客対応することが可能になる。
顧客とのコミュニケーションが頻繁に行われる業界では、顧客対応の品質向上が常に求められている。しかし、多くの企業が顧客との会話で発生したタスクの見逃しやその管理の複雑さに課題を抱えている。そうした課題に応えるため、業種を問わず、通話中に発生する多くのタスクやフォローアップ事項を自動で整理し、顧客対応の品質向上を実現することが可能となる「AIタスク抽出」機能を追加した。
本機能は、通話に複数の話者が含まれる場合、話者の氏名を抽出し、話者ごとにタスクを表示。さらに、通話後に必要となるタスクとその理由を自動でテキスト化することで、業務効率化や従業員の業務の可視化を実現する。これは、あらゆる業種の電話対応を行うスタッフのメモ代わりとなるだけでなく、管理・監督者が通話後に再確認する際にも役立つ。また、顧客からの電話での問い合わせ内容をテキストで可視化することにより、対応漏れをなくし、クレームなどのコミュニケーションエラーを減少させることができる。