2024年09月12日 12:55

シンクレイヤは伊勢福とZTVと協業し、ARを利用したデジタルスタンプラリー「商店猫デジタルスタンプラリー」を開発した。9月14日~29日にかけて、おかげ横丁にて開催される「第30回 来る福 招き猫まつり」を皮切りに体験できる。
「WebAR」はWebブラウザ上で体験できるARで、専用のアプリケーションをダウンロードすることなく気軽に体験することができる。「商店猫デジタルスタンプラリー」においては、おかげ横丁一帯に設置された商店猫パネルをスマートフォンのカメラにかざすと、パネルの猫が飛び出すARが出現する。
また、スタンプの数が多いとユーザーが途中で飽きてしまい、最後まで集めることなく終わってしまうこともある。そこで、集めたスタンプの数に応じてフレームに変化をもたせることで、ユーザーが最後まで楽しむことができる仕様にした。インカメモード「商店猫フレーム」では、商店猫の数が変化するだけでなく、自分自身もだんだん猫に変わっていく姿を楽しめるとともに、その姿を撮影することも可能。
伊勢福が元々実施していたスタンプラリーは一般的な紙のスタンプラリーだったため、スタンプ台紙の印刷やその設置、補充といった手間がかかることが課題だった。AR技術最大のメリットであるリアルとバーチャルの融合により、歴史あるおかげ横丁の景観を崩すことなくエンターテイメントの提供が可能となった。