2024年09月12日 12:46

インターネットサービスを展開するピーエムナインは、AIが企業情報を学習し、自動的に顧客対応を行う新サービス「LooLMe」を開発、提供を開始した。
2024年のインバウンド(訪日外国人)客数は大幅に増え、これまでの最高記録である19年の3188万人を更新する勢い。企業は顧客対応に多大な労力を費やしているが、深刻化する人手不足によって、十分に対応できていない。一方、潜在顧客にとっては、企業のホームページやカタログ等公開されている以外の情報を納得するまで得ることが難しく、聞きづらいことを率直に聞くことができないという思いがあった。
本サービスでは、AIが手持ちの資料を解析し知識データを構築するため、迅速な形で業務を開始できる。約20種類の言語に対応し、背景や感情を分析する技術を通じ親しみがあるコミュニケーションを実現することから、特に観光業などインバウンドへの需要が高まると予測。掲示物とQRコードによってアクセスできるようにし、スマートフォンからの音声入力や会話の多言語化、地域情報の集配信を実現している。会話の流れに応じて、施設の予約サイトなどへの誘導も行う。
すでに長野県大町市では、立山プリンスホテルをはじめ地元の魅力を発信するため、コンサルタントやインフルエンサーと協力し、LooLMeを活用した情報発信の仕組みづくりを進めている。料金は月額4378円(税込)+AI利用料、2週間の無料トライアル期間を提供。詳しくはこちら。