ネクソンは、同社のサブブランドである「MINTROCKET（ミントロケット）」を法人化する。

1994年に創業したネクソンは、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用された。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用。現在では、代表的なシリーズ作である「メイプルストーリー」「カートライダー」「アラド戦記」をはじめとする45を超えるゲームを、190を超える国と地域でPC、コンソール及びモバイル向けに提供している。

ミントロケットは、スピード、独創性、楽しさを重視した開発アプローチを掲げ、2022年に発足したネクソンのサブブランド。2023年に発売したミントロケット初のタイトル「デイヴ・ザ・ダイバー」は、累計販売本数400万本を突破し、「2024年度英国アカデミー賞ゲーム部門」のゲームデザイン賞を受賞した。また、Steamにおいて「圧倒的に好評」の最高評価を維持している。

ミントロケットでは、ネクソンが注力する大規模なゲームではなく、エンゲージメントの高い小規模なゲームをグローバル向けに開発していく。また、業務手続きを簡素化し、迅速な意思決定を行うなど、自律的な企業文化を醸成する。尚、ミントロケットはネクソンコリアの100％子会社となる予定で、ミントロケット責任者であるファン・ジェホさんが初代CEOに内定した。

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