2024年09月02日 16:14

いえらぶGROUPは、9月からタダスムが提供する不動産賃貸仲介サービス「タダスム」と不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」との連携を開始。これにより、「いえらぶCLOUD」を利用する不動産会社は、物件情報をワンクリックで「タダスム」に掲載できるようになる。

同社が実施した「2024年春の繁忙期の調査」によると、住まい探しに関するエンドユーザーの不満の1位は「仲介手数料が高い」だった。近年、物流業界における2024年問題により、引越し費用も高止まりしており、転居に関する費用について課題を感じるエンドユーザーが多く存在している。

不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は、全国2万5000社以上で利用されている。一方、「タダスム」は、不動産仲介手数料無料または最大50%に抑えることができるサービス。エンドユーザーが物件探しをすることにより仲介手数料を抑えるモデルが好評で、2021年のサービス開始以降順調に利用者が増加。2024年3月末時点での累計利用者数は、2万2000件に達した。

このたびの連携により、「いえらぶCLOUD」に掲載する不動産会社はワンクリックで「タダスム」に出稿することが可能となり、不動産会社の物件流通効率化を促進する。