2024年07月05日 09:01

マンダムは、生活者の汗悩み解消をサポートする情報を届けるため、7月4日に「汗マネジメントセミナー」をメディア向けに開催した。

本イベントでは、新記念日の制定発表に加えて、医師の藤本智子さんや多汗症サポートグループ代表理事の黒澤希さんをゲストとして迎え、「汗に関するお悩み」についてのトークセッションを行った。また、昨年秋に発見した汗腺を眠らせることで汗を抑える新技術をわかりやすく伝えるべく、エアロバイクを使用したTシャツの汗染み比較に関する実証実験も行った。

マンダムでは生活者の日常に寄り添い、汗やにおいの悩みを解決したい、という思いのもと、2010年から自社内に留まらず大阪大学との共同研究を行い、従来のような、汗腺にフタをして汗を抑えるメカニズムだけでなく、「汗腺自体を眠らせることで根本から汗を抑える制汗技術の実現」に取り組んできた。研究開始から13年の時を経て、昨年、汗腺を「眠らせる」進化系の制汗技術を開発した。

今回、イベントではマンダム先端技術研究所ライフサイエンス研究グループマネジャー/臭気判定士の原武史(はらたけし)さんより、研究成果である新たな制汗成分グリチルリチン酸モノアンモニウム(GMA)の説明に加え、制汗技術の歴史や、剤形別デオドラント剤の特徴・生活者ニーズについて解説した。また、今回の汗腺を「眠らせる」新技術も含め、「汗腺研究」を今後も継続し、生活者のさまざまな「汗とにおいの困りごと」に対応できるよう進化させていきたいと語った。