2024年05月23日 15:55

「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)では、日本リユースシステムと連携し、「古着deワクチン」の取り組みを2010年11月より続けている。
この度、企業・団体向けの社内SDGsに特化した、「古着deワクチン」のパッケージプラン「まごころプロジェクト」を通じ、山陰合同銀行よりポリオワクチン5000人相当分(1人分20円)の寄付が寄せられ、感謝状贈呈式を実施した。本感謝状贈呈式は、国内の金融機関では初めての実施となる。
今回、山陰合同銀行がリサイクルのために回収したのは、社員の不要となった制服約5トン。これが、ポリオワクチン5000人分の支援につながる。また、古着1kgあたりの回収・リユースによるCO2排出量削減は7.52kgとされており、今回の取り組みにより、37600kgーCO2の排出量の削減にもつながる。
古着deワクチンとは、JCVと日本リユースシステムが連携して、2010年11月より取り組みを開始した、自立支援型・寄付付きお片付けサービス。不要になった衣類やバッグ、靴、服飾雑貨を簡単・便利に手放して、日本における衣類ロス問題の解決に貢献。さらに開発途上国の子どもたちにワクチンも支援でき、これまで4000以上の企業・団体のSDGs活動に活用されている。日本政府主催の「第3回ジャパンSDGsアワード」では、長年の社会貢献が評価されて「特別賞」を受賞した。2024年4月30日現在、ポリオワクチン677万3435人分をJCVを通じて寄付している。