2024年05月23日 12:57

GreenSnapは、家や店舗、ビルの塀や門、庭、アプローチなどの外構の植栽を生成AIでデザインする「gardenAI(ガーデンエーアイ)」を開発した。
家の庭やビルのアプローチ等の外構に植栽を施す際に、施工業者と発注者とで完成イメージを共有することは難しく、専用にデザインを起こすか、その土地の面積や雰囲気、立地等が似ている過去の事例を参考にする手法が主に取られてきた。しかし、デザインを一から起こすにはコストがかかり、デザイン後に失注するリスクも抱えることになるため難しい場合が多く、類似の外構の施工例を参考にすると完成時にイメージのギャップがあり高い満足度が得られないという課題があった。
今回開発した「gardenAI」を導入することで、完成後のギャップを抑え顧客満足の低下や機会損失を防ぐだけでなく、施工前にイメージが明確になることで顧客が安心して発注することができるため、信頼関係の構築や売上増が期待できると考えている。
「gardenAI」は、庭やアプローチなど植栽を施したい場所の画像をアップロードして、その画像に生成AIを用いてデザインを加えていく。「イングリッシュガーデン風」「日本庭園風」などの雰囲気を指定したり、場所を指定してシンボルツリーを置くなど、リアルな完成イメージを双方で共有することができる。事前の打ち合わせでヒアリングした結果をその場でデザインにして認識を合わせていくことができるため、低コストでスピーディーに高品質な外構デザインが可能となる。