2024年05月20日 12:59

プリファードが提供する、学校向け、教育機関向けプライベート生成AIクラウド「学校AI」は、経済産業省「令和5年度補正予算 探究的な学びに資する民間サービス等利活用促進事業費補助金」に採択された。

対話型の生成AIサービスの利用時には、ユーザの入力に含まれる個人情報や企業の内部データが学習データに用いられることで、第三者に情報が渡ってしまうリスクがある。こうした情報流出リスクが問題視され、企業や教育機関へのChatGPT導入のハードルは高いのが現状だ。

「学校AI」は、Microsoft社提供のAzure OpenAI Serviceを用い、入力されたテキストを専用の環境以外では処理しないように設計している。これにより、機微情報が学習に用いられることなく、外部への流出を未然に防ぐことができる。また、ed.jpや.ac.jpといった学校の独自ドメインを設定することが可能。さらに、アクセス元のIPアドレスの制限設定が可能で、学内からのみの利用や教員のみの利用を許可するといった使用に限定することが可能だ。

今回、経産省「働き方改革支援補助金2024」に採択されたことにより、一定期間の間(期間は教育機関により異なる)、無料で提供できることとなった。補助金申請が5月30日締切となる都合により、締切は5月28日とする。

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