2024年05月01日 15:50

ゼッタリンクスは、Google スライド(TM) や Google ドキュメント(TM) で漢字に自動的にルビ(ふりがな)を振る機能を提供開始した。
スライドやドキュメントでは漢字にルビをつける機能は実装されておらず、特に学校現場において小学生向けの教材や連絡文書を作成する場合に、不便を感じている先生が多い。また最近は、日本語を勉強中の外国人や学習に配慮が必要な子どもたちに対してもルビの必要性が高まっている。そこで「Suiteツール」では、スライドやドキュメントで自動的にルビを振る機能の提供を開始した。
「Suiteツール」のルビ自動挿入機能は、入力したテキストに自動でルビを振り、画像に変換して挿入することができる。指定した学年までに習っていない漢字にだけ自動的にルビを振ったり、すべての漢字にルビを振ったりもできる。画像に変換しても、ダイアログボックスから修正することが可能。
さらに「Suiteツール」には、 Googleの標準機能にはない、日本語特有の「縦書き」への変換機能も搭載している。行間、字間、段組み、行番号も設定できるので、短歌や俳句、漢文などの教材作成に行間・字間を用いたり、長文の内容理解度や読みやすさ向上のために段組みや行番号を用いたりして活用できる。