2024年04月30日 16:10

2025年大阪・関西万博の開幕を約1年後に控え、サウジアラビアのパビリオンは700回を超えるイベントを開催する大規模なプログラムを発表した。

パビリオンの中庭では毎日公演が開催される。イベントプログラムには、伝統的な舞踊や音楽から、サウジ映画の特別上映、DJセット、ファッションショーまで、幅広いパフォーマンスが盛り込まれる予定。鮮やかに繰り広げられるショーを通して、まるで新しい発見に満ちた壮大な旅をしているかのように、サウジアラビアのさまざまな面に触れることができる。また、王国の歴史、急速に変貌していく国の姿、そして世界と共により持続可能な未来の実現を目指すビジョンに対する理解を深められる。

体験できる展示の中には、数千年前から人が定住してきたオアシス都市、「アルウラ」も含まれており、幾層も積み重なった人間の歴史と、豊かな自然景観、考古学遺跡を紹介。また首都リヤドを世界で最も住みやすい100都市の一つに進化させる「グリーン・リヤド」プロジェクトも紹介する。このプロジェクトは、世界屈指の野心的な都市緑化イニシアチブ。750万本の木を植樹し、持続可能な再生水ネットワークを利用して市内全域に数千個の公園や庭園を創造・復活させる。

さらに、もう一つの大規模な生態系保全プロジェクトである、サウジアラビア・アブドラ王立科学技術大学 (KAUST) 主導の「サンゴ再生イニシアチブ」についても展示予定。