2024年04月09日 15:20

オークション出品代行の「オクサポ!」を提供するエコネット・トレーディングは、「買取業者の悩み」に関する調査を行った。
はじめに、現在、自身の会社の経営はうまくいっていると思うかを質問。その結果、「あまりうまくいっていないと思う(40.0%)」「どちらかといえばうまくいっていると思う(46.0%)」「とてもうまくいっていると思う(14.0%)」という回答が集まった。
次に買取業を運営していくにあたって悩みや苦労を尋ねたところ、「人手が足りない(41.0%)」が最多。「買取品の現金化に手間がかかる(39.0%)」「滞留在庫の処分費用が高い(38.0%)」「適切な金額での買取判断が難しい(34.0%)」と続く。
また買取の総数に対して1カ月以上滞留してしまう商品はどのくらいあるのか質問すると、「2~3割程度(49.0%)」という回答が最も多かった。滞留してしまう理由としてては、「買い取った商品の需要が低い(59.6%)」「想定していた価格でなかなか売れない(33.7%)」いう回答が集った。
買い取ったあと滞留しがちな商品が多いジャンルは、「電子機器(ゲーム・パソコンなど)(39.0%)」「アパレル品(衣類・靴・バッグなど)(39.0%)」「家具・家電(34.0%)」「宝飾品(アクセサリー・腕時計など)(34.0%)」。季節や流行といった要因の影響を受けやすいアパレル品や、どんどん新しく最先端のものが販売される電子機器は特に滞留リスクがあるジャンルのようだ。