2024年04月08日 09:47

西軽井沢学園は、長野県佐久市にデジタルテクノロジーと行動分析学をかけあわせた先進教育を行う「さやか星小学校」を4月1日に開校した。
「さやか星小学校」はテクノロジーを駆使して一人ひとりの学習進度に合わせた個別プログラムの提供と行動分析学を用いた、他の公立・私立学校にはない教育を受けられる小学校だ。様々な観点から、子どもたちを見つめ、点数だけでは見えない自分らしい軸を大事にしながらも他者の軸も尊重し、変化の時代を生き抜く人を育てる。開校に合わせて第1期生として新1年生から新4年生まで計22人が4月9日に入学する。
現在の日本の教育は「成績が良い子」「勉強が良くできて頭が賢い子」など高偏差値な子どもが評価されやすい、ひとつのものさしで測られことが多い。しかし、本当に子どものたちのためになる教育とは、ひとつのものさしで評価せず、それぞれの強みを伸ばすことに注力することであり、多様なものさしで自分の可能性を発見できる、そんな「マルチものさし」の考え方が当たり前となる教育を同校では目指している。同じ目標と方法による授業を受け、一律の評価をされるあたりまえや、子ども同士の人間関係のトラブルを子どもの自主性に任せるというあたりまえ。こうしたあたりまえは学校が多様性ある学びや子どもの安心・安全にコミットしてこなかったこととして終わらせるべきであると考え、「さやか星小学校」ではまったく新しい教育方針と方法で自分や他者の軸を尊重する人を育てる。
住所は、長野県佐久市入澤152-1。