2024年02月27日 15:00

ティファナ・ドットコムは、同社が提供している人工知能接客システム「AIさくらさん」が1月からJR山手線の3駅(大崎駅・新橋駅・目黒駅)に新たに導入され、駅利用者への案内を開始した。
「AIさくらさん」は、登録・チューニング作業を顧客がすることなく利用できる対話型AI。「AIさくらさん」は、JR東日本グループが2018年から実施している「案内AIみんなで育てようプロジェクト」にてJRでの実証実験に参加し、これまで東京駅をはじめ多数の駅で利用客の案内を行ってきた。2022年7月からは、山手線4駅に導入され、インバウンド客への対応や、遠隔からの非対面での接客などのサービス拡大を進めてきた。1月からは、品川駅・渋谷駅・池袋駅で引き続き案内を行いつつ、新しく山手線3駅に導入され、各駅での利用客の案内対応の向上を図っていく。
新しく3駅に設置された「AIさくらさん」は、駅構内や周辺情報などの基本的な案内の他、駅係員がビデオ通話で遠隔による接客が可能なAIさくらさんシリーズの「アバター接客さくらさん」を搭載している。インバウンド需要にも対応し、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の4カ国語で案内も可能。また、目黒駅では、「AIさくらさん」初の壁掛けタイプのサイネージを設置している。
実施期間は1月~2025年3月予定(基本稼働時間は駅によって異なる)。実施場所は、品川駅・渋谷駅・池袋駅、大崎駅、新橋駅、目黒駅(品川駅・渋谷駅・池袋駅は、2022年7月から継続)。