2024年02月05日 16:00

博報堂と日本航空(JAL)は、共同で地域の特別な体験や現実資産(RWA)をNFT化し、国内外の購入者を地域の関係人口に変えていく「KOKYO NFT」の実証実験第2弾を2月より開始する。
博報堂とJALは、2023年2月に地域の特別な体験を提供するNFT「KOKYO NFT」による関係人口創出のための実証実験第1弾を実施し、NFT化することにより、限定的な体験として希少性が上げられることや、体験者同士や体験者と地場企業のつながりをより深められるなど、地域の体験に新たな価値を加えることの有用性の検証を行った。国内外からの訪問者を、何度も来訪する関係人口に変えていくという価値創造ストーリーにつなげるための方法を協議し、今回、第1弾の知見も合わせ、規模や内容を拡大した実証実験第2弾を行う。
第2弾では、地域の現実資産に注目。日本にはさまざまな魅力ある体験や工芸品が存在するが、広く認知されていないものが数多くある。それらを現実資産と捉え、6つの地域でNFT化することで、世界中のより多くの人に体験の価値を適正に広め、関係人口を増やす新たな地域づくりを目指している。実証実験では、6種類の「KOKYO NFT」をEthereumのレイヤー2ブロックチェーンである「Astar zkEVM Powered by Polygon」上にて発行・販売。二次流通はNFTマーケットプレイス「Rarible」を予定している。