2024年01月10日 20:03

このたび、横浜市中央卸売市場の水産物部と青果部の卸売業者である、横浜丸魚と横浜丸中青果が集荷した旬の地元食材を使った給食を、市内市立中学校等で提供する。
食材は陽光あふれる三浦半島の海で漁獲された「長井産鯖」と、三浦半島の大地で丹精込めて育成された「三浦半島産のキャベツ・大根」。実施校数は、横浜市内全市立中学校等144校と、給食室改修期間中の小学校3校。実施日は1月12日。地産地消食材使用料理は、「鯖(さば)の野菜あんかけ(長井産鯖・三浦半島産キャベツ使用)」と「けんちん汁(三浦半島産大根使用)」。漁業関係者や農家が自信を持って薦める美味しい食材を、中学生に届ける。
横浜市中央卸売市場からは、「横浜市中央卸売市場では、新鮮で美味しい魚や野菜を全国各地さらには世界各地から集めている。今回の給食は三浦半島産にこだわり、新鮮な鯖、甘みとうま味のあるキャベツ・大根を用意した。三浦半島の海と大地に育まれた食材をお楽しみください。」とのメッセージが寄せられた。
また、長井水産の工場長・渡辺昌志さんは「長井漁港で水揚げされた鯖で、漁獲後すぐにさばき、急速冷凍するため鮮度抜群。地元のおいしい鯖を味わってほしい」とコメント。生産者の出口剛さんは、「冬でも温暖な気候の三浦半島で育ったキャベツと大根です。キャベツはやわらかい品種を育てているので、食感や味の違いに気づいてもらえるとうれしい」と語った。