2023年12月14日 09:00

アノマリーは、帝人フロンティアと共同で開発をすすめてきた次世代のモーションプラットフォーム「MOTIONBANK(モーションバンク)」のモーションデータを知財として管理する仕組みに関する特許出願を完了した。

長らく進化が止まり、既存の巨大企業による寡占状態が続くコミュニケーションアプリ市場に、新しい風を吹き込むために「MOTIONBANK」は開発された。同プロジェクトは、ダンスを含めたあらゆるモーションをデータ化し、「MOTIONBANK」をあらゆるユーザーにツールとして開くことで、より豊かで全く新しい形のコミュニケーション文化を形成・実現する。また、「ダンスと感情表現の民主化」および「ダンサーへの収益還元」を目指し、ブロックチェーン技術を活用し、モーションデータを知財として管理する一連の仕組みによって、ダンサーが自分のモーションに対して所有権を獲得し、収益化できる世界の実現や、キャラクターIPとダンスのかけあわせによって、今後のWeb3市場における著作権の課題解決を目指す。

アノマリーは2016年から帝人フロンティアとの共同事業として「MOTIONBANK」の開発に取り組んできた。「MOTIONBANK」では現在、約45万個のモーションデータを保有しており、これらを活用して最大8個のモーションデータを組み合わせ、オリジナルエモートを生成できる。12月13日から、「MOTIONBANK」を活用してサービスを開発する協業パートナーなど興味をもつ企業に対して、ビジネスに関する問い合わせを受ける窓口を設置した。

MOTIONBANK