2023年11月15日 16:23

カレイドソリューションズは、工場の従業員を対象とした対人スキル(ノン・テクニカルスキル)教育に関する研修パッケージを整備、提供を開始した。
同社では、工場内でのコミュニケーションの不足によってハラスメントや離職が増えているといった相談が多数寄せられているという。こうしたコミュニケーションにまつわる問題は、コロナ禍での黙食等によるコミュニケーションの減少に端を発していることが多い。
そこで研修内製化をドメインとする事業者として、工場特有の環境に合わせ、従来の研修のイメージとは異なる「社内講師による少人数・短時間でも実施できる体験(ゲーム)型研修」のラインナップを整備。この数年で数多く提供し、好評を博したことから、工場向けの汎用的なソリューションパッケージを制作、提供することとした。
同社は、一般的な研修会社とは異なり、研修内製化をドメインとして創業した。研修内製化と工場内のノン・テクニカルスキル教育は親和性が高い。また同社が2018年から取り組んできた少人数×短時間の研修ツールも、工場と親和性が高いことが分かった。また工場の就業者は、座学ではなく手や体を動かすゲーム型研修を好む傾向があり、興味を持ってもらいやすいことが分かっている。
ゲーム型の研修は、ゲームが研修参加者を動かしてくれるため、社内講師は冒頭と振り返りをしっかり押さえれば最低限の効果を出せる。更に、講師をする上での基礎的なスキルに不安がある場合には、トレーニングも行える。