2023年10月23日 09:49

ジョージ・アンド・ショーン(G&S)は、東京都世田谷区 高齢福祉部と協業し、高齢者が楽しく外出できるきっかけを創出する「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」の実証事業を開始した。

G&Sは、ビーコン位置情報見守りタグ/アプリ「biblle(ビブル)」をはじめとした、地域の見守りコミュニティ構築を促進するAI事業を提供している。これまでも様々な自治体や地域の関連企業様と連携し「出歩き」という人の移動のログをデータベースにするといったよりスマートな手法を施策に取り入れ、地域の高齢者課題の解決を継続的にスピーディーに取り組んできたが、日本において高齢化は急進している社会現象であり、課題解決も急務となる。世田谷区の生産年齢人口(15~64歳)は、東京都内では1位を記録しており、2023年度の介護保険の要介護(要支援)認定者数は、2015年度から約4300人増加している。

「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」は、生涯にわたり心身ともに健康で暮らすことを目的とし、コロナ禍を通じて外出を控えがちになり、孤立になる危険性がある高齢者が積極的に外出し歩くことを通じて人との交流、地域活動への参加等に繋がるよう、外出することがインセンティブとなるポイントラリー事業。外に出て誰かと出会い誰かを助け誰かと何かを始めることで、高齢者の健康寿命の延伸や持続可能な介護保険制度に資することを目指している。

対象区域は世田谷区内の3つの地区、松沢地区・用賀地区・祖師谷地区。実施期間は10月2日〜2024年3月29日。

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