2023年08月10日 16:08

FSGカレッジリーグ「国際アート&デザイン大学校(A&D)グラフィックデザイン科」では、「NDANDA社」との産学連携企画により、福島県産のお米「コメコピ(仮)」パッケージデザインを制作した。

「コメコピ(仮)」とは、玄米を焙煎機でじっくりと煎ってドリップしたオリジナルノンカフェインドリンク。黒煎りした玄米はミネラル成分が豊富。「郡山市ハッピーファーム」の安田さんが、農薬や化学肥料などを一切使用せず、無農薬のなめこの栽培くずと稲藁だけを与えて栽培した無農薬自然栽培玄米を使い、低温でじっくりと焙煎した。この独自の製法により、深いコクと豊かな風味を楽しむことができる。

今回のパッケージデザインは、「福島の美味しいお米を国内外に広く広めよう!!プロジェクト」として、福島県産の農産物、特に美味しいお米を多くの人に知ってもらうことが目的。付加価値を付けて国内外へ発信することを目的に、「NDANDA」からの依頼を受け、行われた。コンペ形式で行われたデザインコンテストの結果、1年生の後藤水樹さんが手掛けたデザインが最優秀賞に。後藤さんは「福島の豊かな自然と温かい人々の心を表現した。ピクトグラムを使用することにより、グローバルかつハートフルに世界中の人々に福島の美味しいお米を知ってもらいたい」と語った。

採用されたデザインは、今後コメコピ(仮)のパッケージに使用される。また、国内外での販売が2023年10月末に予定されており、多くの人々に福島県産の美味しいお米の魅力を伝える役割を果たす。