2023年08月04日 12:57

リケナリシスは、理化学研究所 象徴概念発達研究チーム、同志社大学赤ちゃん学研究センターとの長年に渡る共同研究により独自に開発したAIによる午睡見守りサービス「hana-an」の販売を8月より主に保育施設向けに開始する。
「hana-an」は天井に取り付けたカメラと映像解析装置、保育者の利用するタブレットにより構成されている午睡見守りサービス。赤ちゃんの睡眠時の姿勢を検出し、危険と言われるうつぶせ寝の状態が5-60秒程度続いた際には保育士に知らせる。また、5分ごとに赤ちゃんの寝姿勢を自動で午睡チェック表に書き込む。入力に係る事務作業を削減し、保育士が赤ちゃんに向かい合える環境を確保する。
「hana-an」では、1億枚にせまる赤ちゃん画像を解析、最先端のAI技術を駆使して開発された独自AIにより、カメラに映る赤ちゃんを自動で判別、高精度で午睡の見守りを行う。最短4タップで画面に映る赤ちゃんの画像と名前を紐づけ可能。午睡の手間が一気に減少する。赤ちゃん一人一人にボタンやセンサーを取り付ける必要がないため、取り付け位置による検出差の心配、電池交換などの手間がない。また、布団のあるなしに関わらず、寝姿勢を検出し、正確な午睡チャートを自動作成する。hanaれてもan心。保育者と赤ちゃんの濃厚接触を少しでも減らす、非接触型だ。さらに、実用を考慮した例外処理により、保育者の負担を最小限にする。
価格は、1セット初期費用50万円(設置費用含む。1〜12人の園児まで使用可能)。別途月額システム利用料(1万円/12名まで)。