2023年08月03日 19:24

カプラスは、同社で取り扱っている和紙シールへ印刷会社と連携して印刷サービスを行うことを発表した。
カプラスは2019年から、神社仏閣で主に使用していた「御朱印用紙に特化した用紙販売事業」を行なっており、今までに累計25万枚以上の販売実績がある。新サービスは、お正月などの繁忙期には人手が足りなくなる神社仏閣が書き置き用御朱印として利用できる他に、歴史あるお城や宿場町・情緒ある温泉街などの新たな観光地ごとの和紙を利用した記念証を発行することで「思い返せる自分へのお土産」を提供できるのではないかと考えている。
また、訪日外国人に向けて提供することで、日本の「和紙」「漢字」「筆耕」など多くの文化に触れてもらえ、コンパクトなお土産として喜ばれることが期待される。
デジタル主流の現代でも、アナログなお土産は素晴らしい思い出になる。例えば、歴史遺産をモチーフにした美しい写真に一筆添えられ、日付が入るとそこで楽しんだ旅の記念になる。アナログなお土産は、感覚的な価値を持つだけでなく、持ち帰って楽しむことができる実用的な価値もある。
御朱印という日本の伝統文化は他の文化圏に住んでいる人々に興味深く、日本独自のお土産として人気を集める可能性が高いと分析している。また、寺社だけではなく、日本の文化施設など他の領域にも御朱印を展開していくことで認知を広め、国内外で「出かけた先でもらうもの」という常識になるべく、地域の観光振興や日本文化の啓蒙に努めたいと思っている。