2023年07月20日 15:31

福島県は、「ふくしま浜通り・テレワークキャンペーン」を7月20日から実施する。
福島県では、東日本大震災及び原子力災害により甚大な被害を受けた福島県浜通り地域における復興を目指し、未来に向け歩みを進める人々が抱く希望に焦点を当てた「ホープツーリズム」を推進している。福島県の光と影を見てもらうホープツーリズムでは、「見る」「聞く」「考える」で構成されており、災害の教訓を未来(社会・地域・日常・自分自身)にどう活かすかといったアウトプットまで含まれていることが特徴だ。
今回、浜通り観光をより楽しく、より身近に感じてもらうための施策の一環として「ふくしま浜通り・テレワークキャンペーン」を実施。福島県浜通り地域の宿泊施設やコワーキングスペースなど27施設と連携し、申込んだ先着500名へ特典として宿泊料金を20%割引きの案内を行うほか、500円分のQUOカードPayを贈呈する。利用対象は、企業等で働く人とその家族(個人事業主も対象)。
「ふくしま浜通り・テレワークキャンペーン」の以外にも、地域の魅力を、より観光客の人々に知ってもらうため、現地ガイドが復興の取り組みを紹介する周遊バスの無料運行や、サイクリスト誘致のための環境整備を実施。更に、10月21日・22日の2日間、六本木ヒルズアリーナにてふくしま浜通りの魅力が楽しめる「浜フェス2023」を開催する。
実施期間は7月20日~2024年3月12日。対象施設は、コワーキングスペース10施設、宿泊施設17施設、合計27施設。