2023年06月19日 15:57

サンカクキカクは、ふるさと納税の新サービス「店舗型ふるさと納税(R)『ふるさとズ』」のビジネスモデル特許(特許番号:特許7282417号)を取得した。

店舗型ふるさと納税(R)「ふるさとズ」は、訪れた土地の店舗や施設にて、その場で直接寄附を行い、その場ですぐに返礼品を受け取れるサービス。ネットショップ感覚で返礼品を選ぶのではなく、訪れた現地の魅力を通してモノや体験の返礼品を選んでもらい、寄附に繋げる。より、マチを体感しやすいことが特徴で、現地の魅力を通してマチ・自治体のファンになってほしいと考えている。

「ふるさとズ」は、令和3年11月2日のサービス開始から約1年で寄附総額1億円を突破。その後、わずか5カ月で寄附総額2億円を突破した。寄附後、その場で利用できる「ゴルフ場利用券」など体験型の返礼品が最も人気を集め、リピート率は約3割となっている。寄附者の居住地域は東京が最多で、次いで千葉、茨城などの首都圏近郊を筆頭に、大阪、京都など三大都市圏近郊からも注目を多く集めている。

また、寄附1回あたりの平均額は11万4652円と、多くの人が1回で10万円以上のまとまった寄附を行っている。ふるさと納税市場全体の年代別利用者の割合は30代が最も高く、年代が上がるにつれ減少傾向。対して、店舗型ふるさと納税(R)の年代別利用者の割合は50代が最も高く、また、70代~80代以上も利用。「現地で寄附して、その場で返礼品を受け取れる」という対人完結型のサービスは、ネットでの手続きが不慣れな人にも「利用しやすい」と好評のようだ。