2023年04月20日 12:36

Magic Shields(マジックシールズ)は、同社が開発・販売している、転倒骨折リスクを低減する新しい床「ころやわ」が、日本転倒予防学会推奨品に認定された。
従来、医療機関や福祉施設では、「転倒骨折ゼロ」を目指して各種センサーや転倒予測AI導入、職員の付き添いにより、患者・利用者を「転ばせない」ことに力が注がれてきた。しかし、近年では過度なセンサーの利用が拘束や職員の疲弊につながる可能性や、認知症患者数の増加による「職員の努力では防ぎきれない転倒」への対策に注目が集まり、いつでも・どこでも・誰でも簡単に使える「転んでもケガをしない」製品の開発が求められていた。そこで「ころやわ」は、医療機関・福祉施設のニーズに合わせ「ベッドサイドに置くだけで、いつでも・どこでも・誰でも簡単に転倒骨折のリスクを低減できる床」を目指し、杖や車いす等利用時や、医療・介護用ベッドの移動時に床が凹まず取り外し不要で、緩衝マットの「敷き忘れ」による事故を改善する製品として開発された。
「日本転倒予防学会推奨品」は、一般に販売されている転倒予防に関わる商品のなかで、商品の特性、品質を考慮し日本転倒予防学会が考える基準をクリアしたものが登録される。今回推奨品に認定された製品「ころやわ」は、これまで両立が困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」の2つの性質を併せ持つこと、エビデンスを備えていること、既に日本国内560施設以上で導入されていることが評価され、日本転倒予防学会推奨品に認定された。