2023年04月18日 16:01

慢性副鼻腔炎の治療薬を製造、販売しているサノフィ社は、シリウス新人賞出身の清水茜さんが描く、細胞擬人化ファンタジー「はたらく細胞」とコラボレーション。オリジナルストーリー「はたらく細胞 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎 特別編」を、疾患情報サイト「アレルギーi」にて公開した。細胞の働きや匂いを感じるメカニズム、鼻茸について解説した充実した内容を通して、疾患啓発を目指す。
鼻の奥にある嗅細胞の働きにより、私たちは匂いを感じることができるが、匂いを感じない症状や鼻づまりの原因には、慢性副鼻腔炎や風邪などが挙げられる。一方で、それらの症状を訴える患者の鼻の中には、「鼻茸(はなたけ)」というポリープが潜んでいることが少なくない。
鼻茸が中鼻道にできると鼻づまりの原因となり、嗅裂にできると、「匂いがわかりにくい」「食べ物の味がわかりにくい」という症状も起こる。また、鼻づまりは質の良い眠りや集中力低下に関連し、仕事や勉学の効率や、生活の質(QOL)へ影響を及ぼす可能性も。
サノフィは、「鼻がいい人生は華がある」というコンセプトに基づき、本企画を実施している。本企画を通じて、日常では重症化に気づきにくい鼻茸の症状や、専門医受診の必要性などをより多くの人々に伝えていく。それととともに、においを感じる大切さについて「はたらく細胞」のキャラクターと一緒に楽しみながら学べるコンテンツを提供する。公開サイトはこちら。