2023年04月05日 16:06

舞台「中村仲蔵」が、藤原竜也さんの主演で、2024年2月、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演されることが決定した。脚本は源孝志さん、演出は蓬莱竜太さん。
歌舞伎全盛であった江戸時代中期に実在した、破天荒な歌舞伎役者・中村仲蔵(なかむらなかぞう)。梨園の血縁ではない彼は、市川團十郎に可愛がられて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでになった。その波乱万丈な人生は落語や講談でも語り継がれ、いまなお人気の演目となっている。
そんな唯一無二の中村仲蔵の物語を、歴史ドラマに定評がある映像監督の源孝志さんが舞台戯曲として書きおろし、演劇界の次代を担う蓬莱竜太さんが演出する。中村仲蔵役を務めるのは、日本を代表する演技派俳優の藤原竜也さん。源孝志さんは「中村勘九郎がドラマで演じた仲蔵が『陽』なら、藤原竜也が舞台で演じる仲蔵は『陰』。徒手空拳で成り上がるダークな仲蔵に、是非ザワザワしていただきたい」とコメント。
中村仲蔵役の藤原竜也さんは「まさか歌舞伎役者を真正面から演じる日が来るとは想像していませんでした。観に来てくださった皆さんを江戸の歌舞伎の世界にお連れできるよう、仲蔵の不屈の精神で喰らいついていきたい」と語る。東京公演は2024年2月に東京建物Brillia HALLにて上演、その後、愛知・宮城・福岡・大阪にてツアー公演あり。東京公演のチケットは今秋発売予定。詳しくはこちら。