2023年03月16日 09:52

インフォマートは、経理業務を自動化するクラウドサービス「invoxシリーズ」を開発・運営するDeepworkと協業し、バラバラなフォーマットで受領する発注書をデータ化する新機能「発注書AI-OCR(invox)」をリリースした。

発注書は、FAX・メール・LINE・取引先指定の専用システム等、取引先ごとに異なる方法で送られており、取引先の中には、デジタル化のハードルが高く、従来の紙やFAX等のアナログの方が使いやすいという声が多い状況だ。また、受注側である卸企業が行う基幹システムへの入力作業は煩雑で、伝票発行のための発注書の印刷、スキャン作業に労力がかかる。昨今、電子帳簿保存法・インボイス制度等の法令対応のため、デジタル化による企業の業務効率化が急務となっている。また、働き方改革関連法の施行により、2024年4月1日から「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用される事になった。そのため、上記の法改正への対応、業界の慢性的な人手不足や長時間労働に対する働き方改革への対策が必要になっている。

そこで今回、食品卸業界の課題を解決すべく、発注情報をデータ化する新機能「発注書AI-OCR(invox)」をリリースした。FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をDeepworkの「発注書AI-OCR(invox)」がAI-OCRでデータ化し、同社の「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」に自動で連携。その受注データを「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」から基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し、入力作業を削減することができる。

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