2023年03月08日 12:53

甲子化学工業は、今春、本発売を迎える、貝殻から生まれたヘルメット「HOTAMET(ホタメット)」が、2025年日本国際博覧会協会が推進する「Co-Design Challenge」プログラムに採択された。

大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。「Co-Design Challenge」プログラムは、大阪・関西万博を契機に、「これからの日本のくらし(まち)をつくる」をコンセプトとした新しい共創事業で、運営参加の特別プログラムだ。2025年日本国際博覧会協会が設置したデザイン視点から大阪・関西万博で実装すべき未来社会の姿を検討する「Expo Outcome Design Committee」監修のもと、大阪・関西万博開催および、それ以降の社会に向けて必要と考え、掲げるコンセプトに対して、主体的に関わり、議論を先導し、物品やサービスの開発・共創を進める企業・団体を募るもの。同プログラムは、社会課題の解決や、万博が目指す未来社会の実現を目指す。

「HOTAMET」は、北海道猿払村の協力のもと開発した日本初のホタテ貝殻から作られた環境配慮型ヘルメット。持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献を目指す方向性及び、「Co-Design Challenge」プログラムのコンセプトと合致した同社の取り組みが、79件の応募から採択された。「HOTAMET」は、大阪・関西万博専用のオリジナルデザイン・仕様にアップデートされ、大阪・関西万博開催期間中に、防災用ヘルメットとして導入される予定だ。

HOTAMET公式サイト