Barista＆DiningNoMarkは、ディナータイムに飲食した人に、スペシャリティコーヒーを無料で提供する。

1月12日に岐阜市長住町にて、イタリアンレストランにて腕を磨いたバリスタ兼サービスマンがカフェ＆ダイニングをオープン。レストランでバリスタとして活動した経験を基に自家焙煎のスペシャリティコーヒーを無料で提供する。

喫茶文化激戦区である岐阜市内で朝から夜までオープンしているBarista＆DiningNoMark。提供するコーヒーは全て自家焙煎のスペシャリティコーヒーだ。昨今のコーヒーブームで徐々に高価になりつつあるコーヒーを無料で提供しようと考えた理由には、日本特有の喫茶文化を守り、徐々に変化させていきたいという強い思いがある。

全ての物には品質があり、それに応じて価値が決まることが多い。もちろんコーヒーもその一つだ。そういった珈琲業界の思いが伝わったのか、近年では利用者が珈琲一杯に支払う金額は大きくなったと感じている。しかし、その行動は持続していくのか、という懸念があった。なぜなら、珈琲というものは何かと付随して飲むことが多いものだからだ。

ただ、コーヒーを安売りはしたくない。コーヒーを購入して飲んでもらうきっかけを作りたいということを大切にし、ディナータイムに飲食した人のみ、テイクアウトのコーヒーを無料で出す事とした。Barista＆DiningNoMarkでは、おいしいコーヒーを多くの人に届くように営業していく。