2023年01月19日 10:01

シンガポール航空は、1月よりファーストクラス向けの機内食「京懐石」のメニューと提供する食器を一新した。
シンガポール航空では「京懐石」を、1999年から日本発着のファーストクラスにて提供しており、季節に応じた魅力的なメニューでファーストクラスの顧客から人気を集めている。今回の「京懐石」サービス一新にあたり、シンガポール航空では2019年に「京懐石」のサービスを強化するためのグループを発足し、日本在住のシンガポール航空の顧客との2回のフォーカスグループインタビューを通じてコンセプトをさらに洗練させた。フォーカスグループインタビューでは、日本の旬の食材を使った本格的な日本料理体験を求める声があった。シンガポール航空のインターナショナル・カリナリー・パネルのメンバーであり、ミシュランの3つ星レストラン「菊乃井」の主人である村田吉弘さんは、ディスカッションで集まった意見や感想を考慮し、見事に「京懐石」メニューへと昇華させている。またこのメニューに合わせ、日本の有名な食器ブランドであるナルミにて、日本料理の伝統的な器に使われるデザインやディテールが取り入れられた新しい「京懐石」の食器を開発した。
新しい「京懐石」は、洗練された味覚を持つシンガポール航空の顧客に応えられるよう、厳選されたもの。「京懐石」の冬メニューは、1月6日から機内で提供。シンガポール-東京間および東京発ロサンゼルス行きのファーストクラス利用者は、より伝統的で本格的な日本料理を楽しむことができる。