2023年01月11日 13:04

京都のAIスタートアップ「Geek Guild」は、次世代薬局のビジネスモデルに即した「my薬剤師」サービスラインアップを提供。その第一弾として、薬剤監査アプリを、1月18日~20日開催の次世代薬局EXPO大阪の出展ブースで、デモンストレーションする。
薬剤監査アプリとは、薬剤(医薬品)を監査(正しくあっているかを確認)するシステム。「患者を待たせたくないが、薬剤を間違えるミスを発生させたくない」という希望に寄り添って、薬剤師が安心して調剤作業をできるように考えられた。
特徴は、スマホやタブレットで使え、レセコン連携や設定など面倒な作業が不要であること。処方箋を撮影し、画像認識した処方箋データと薬剤名を照合し、判定。薬剤を並べて撮影し、判定するので、調剤後の薬剤の画像をエビデンス(証拠写真)として保存することができる。また、スマホやタブレットで画像を撮影するため、万が一、手振れ画像を撮影して判定ができない場合は、バーコードを近づけるだけで、自動で近距離撮影する方法により、読み取りの補完が可能。月額3千円から取り扱い処方箋の枚数に応じて課金する。
同社では、2020年に京都の薬局プロジェクトを開始した。「薬を自宅に届けてほしい」という患者としての願いと、オンライン購入の時代となり、地域、患者、薬局の求める小売業の新たなビジネスモデルをつくりたいとの願いから開始。今後、全国に展開していき、全国の薬局も紹介していく。