2022年12月27日 15:43

ファインデックスは、大規模病院での受診に係るシームレスな手続きを実現するアプリ「Medical Avenue」の販売を開始。2023年1月4日より、京都大学医学部附属病院にて本格稼働する。

複数検査の受検や併科受診など、大規模病院における受診フローは非常に複雑であり、病院・受診者双方にとって利便性の高い運用方法の確立が課題とされてきた。Medical Avenueは、予約から会計までの一連の流れや保険情報を一元的に管理し、受診者の手続きを簡素化。それとともに、位置情報の取得活用を通じて診療効率の向上を実現する、画期的なクラウドサービスとなっている。

たとえば受診者は自身の予約をスマートフォンでいつでも確認でき、また予約の変更依頼を行える。またGPS来院受付により、受診者が病院に到着すると自動で受付操作が行われ、従来受付にかかっていた時間が大幅に短縮。またBluetoothビーコンにより、受診者は自身のスマートフォンで院内での現在地と行き先を参照できる。病院は受診者の現在地を把握することで、検査順序など工程の変更を柔軟に行えるため、診療効率が向上。加えて後払い会計により、診療終了後の会計待ち時間をなくし、感染症予防対策にもつながる。

今後、検査結果の通知やオンライン診療との連携、電子同意書など、上述の課題解決へ向けた追加機能の実装を視野に入れつつ、大規模病院を中心に販売を展開していく。