2022年11月30日 15:25

物部川DMO協議会とストーリーズ・オンは、高知県ものべがわエリアの香美市を中心に、「田舎暮らし体験型ワーケーション」を実施した。これは観光庁が実施する「ワーケーション推進事業」のモデル実証事業として、行われたもの。
高知県ものべがわエリアは、高知の四大清流のひとつである「物部川」流域の香美市、香南市、南国市で構成されている。なかでも香美市は、「町暮らし」と「里山暮らし」を楽しむことができる、便利と自然のバランスがとれた「田舎町」。その恵まれた環境から子育てに適したエリアとされる一方で、香美市の中山間部では過疎化が進んでおり、空き家の有効活用などが課題とされている。
今回のワーケーションでは、11月13日~17日まで、香美市を中心に、「空き家再生PROJECT」として空き家を改築してつくられた「kuzume Base.」などをワークプレイスとして活用し、ワーケーションを行った。また、明治時代から受け継がれる登録有形文化財の古民家「百年舎BASE」にて、高知の郷土料理である「田舎寿司」の料理体験を通じたチームビルディング研修を実施した。
ワーケーション中は、香美市、香南市、南国市による共同イベント「ものべがわフェスタ2022」に、東京の企業として初めてストーリーズ・オンがブース出展。また香美市立図書館「かみーる」にて、物部川DMO協議会とストーリーズ・オンのメンバーでワークショップを実施。ものべがわエリアの課題と、今後の施策案などについて活発な議論が行われた。