2022年11月28日 09:12

日本眼鏡技術者協会は、「眼鏡作製技能士」の第一期合格者を発表した。
日本眼鏡技術者協会は、新国家検定資格として注目されている「眼鏡作製技能士」の指定試験機関であり、眼鏡関連では唯一の内閣総理大臣認定の公益団体。今回、眼鏡業界の技能水準向上のために、確かな知識と技能で、最適・快適な眼鏡を提供する眼鏡のスペシャリスト「眼鏡作製技能士」を認定すべく、眼鏡作製技能検定試験を行い、第一期合格者を発表した。総受検者数は7632名、その内合格者数は合計6089名となった。
日々進化していくレンズやフレームなどに対応し、様々な生活様式に適応する眼鏡の提案をするためには、眼鏡作製者の知識や技能の向上が必要だ。さらに個人や特定の団体のみの利とせず、全ての眼鏡利用者のために業界全体で邁進する事が必要と考えられる。構想75年以上、実際に始動してから62年、眼鏡技術者国家資格推進機構として活動してから11年が経ち、この間、多くの先人達の想いを受け継ぎ、眼鏡業界の技能水準向上の為、活動に精進してきた。同協会は、全ての眼鏡利用者のため、技能検定試験を実施し、新技能への対応をはかる。
新国家検定資格「眼鏡作製技能士」の誕生と同時に、日本メガネ協会より一般消費者向けホームページが立ち上げられた。「眼鏡作製技能士」初の一般消費者向け公式サイト「かけごこち」では、「眼鏡作製技能士」についての解説や紹介、また「眼鏡作製技能士」が提供する知識や技能について、一般消費者に向け、わかりやすく解説されたものとなっている。