2022年10月24日 12:56

くすりの窓口は、同社が運用する電子お薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」の機能として、8月に、今の気分や感情に合わせて症状・天気・服薬状況などが一緒に記録ができる「気分日記」の提供を開始した。
同アプリは、累計利用者数300万人を突破したお薬手帳アプリ。事前に同アプリから希望した日時で調剤予約をすることで、待ち時間短縮、感染症予防にも繋がる。スマートフォンでお薬手帳の情報を管理することで、持ち忘れ防止や災害・緊急時の備えになる。また、家族全員分のお薬情報をまとめて管理することもでき、調剤予約や自動で処方箋情報が登録されるなどの便利な機能がたくさんある。
日本全国に精神疾患を有する総患者数は約420万人にのぼり、増加傾向にあると言われている。人口のおよそ30人に1人の割合であり、生涯を通じて5人に1人が精神疾患にかかるといわれている。自身の気分や感情に合わせて症状や天気、睡眠状況をまとめて管理ができることで、どういった時に気分の浮き沈みが起こるのか、服用している薬との相関を見るきっかけをつくることができないかと考え、今回機能の提供に至った。同機能の特徴は、「気分や感情に合わせて、睡眠・天気・服薬・症状の状況を記録できる」「その日の行動(仕事や学校、旅行など)が登録できる」「登録した内容がグラフ化するため、浮き沈みが可視化される」。